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【社員紹介/インタビュー】頼れる先輩スタッフ紹介!①

【社員紹介/インタビュー】頼れる先輩スタッフ紹介!①

「縁の下の力持ち!」。製造のかなめを担う先輩たち!

 大手の建築設計事務所やゼネコンからも高く評価されている同社。意匠建材を製造するスタッフとして活躍する先輩社員たちは、製品の魅力を最大限に引き出す建築現場のニーズに応えることに全力を注いでいます。今回、1人の先輩社員にお話を伺い、仕事内容や製造としての信念、そしてどのようにしてやりがいを見出しているのかを詳しく聞くことができました。

取材・文 / M.K & A.H 編集 / M.K 撮影 / M.K

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エヌ・エス・ケー ニシダ工業㈱と㈱ヤマスの人たち。

「やっててよかった」がココにある。街を彩る”モノづくり”。

──自己紹介をお願い致します。

S.F(本社 製造スタッフ) 2019年12月に中途入社致しました製造スタッフのS.Fです。入社以来、ALSTONE®(アルミストーン)の製造に携わっています。
 元々「日本史の教員になりたい!」と思い大学は史学科に進みましたが、小中高問わず日本史教員の募集枠は少なく、就職は難しいと感じ断念。大学卒業後は友人に誘いでカメラの専門学校に2年通い、その後コンビニのアルバイトを経て、カメラマンアシスタントや卸売業の正社員として勤務していました。
 趣味は、カメラとゴルフ。休日の過ごし方は、ゴルフの練習(打ちっぱなし)に行きます。それ以外の日は、サブスク動画配信サービスを観て過ごしています。

──ありがとうございます。違う業界から来られたのですね。エヌ・エス・ケー ニシダ工業に入社するきっかけは?

S.F きっかけと言える程大きな事はありませんが、元々テレビの職人特集などが昔から好きで、モノづくりに興味があり、細かい作業が好きだったからです。あと卸売業から転職する際は年齢面で、他社(約10社)に選考で落とされたからという理由もあります。(笑)

──エヌ・エス・ケー ニシダ工業の求人に応募するときは緊張しましたか?

S.F はい、求人の応募時点で(笑)。面接ではもっと緊張しました。前職と全く違う業界ですし、工場勤務は未経験なので…。

──求人の応募から面接はいつまで経っても慣れないですよね(笑)。当時のことは覚えていらっしゃいますか?

S.F 当時の面接を思い返すと、社長は「気さくな方だなー。」と感じましたね。加えて面接の最中に「是非、ウチに入社してください!」と言われたのは、とても印象に残っています。

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2019年12月に中途入社のS.F

──入社後はどのように働かれていましたか?

S.F 入社後は製造スタッフとして、ALSTONE®製品の物件に関わる加工・検品・出荷業務に携わっています。しばらくは入社前からの、「工場・機械経験が無いこと」への不安は付きまといました。ですが、安全のために社内で決められたルールを守り、ルーティン業務をこなすことで不安はいつしか消えていました。
 少数精鋭ということもあり、任される仕事は範囲が広いことも成長の後押しに。また最近では製造業務を行いながら、シャーリング機械やスタッド溶接機などの整備(メンテナンス)業務も少しずつ任されるようになりました。機械はまめに動作確認を行わないと「いざ、使おう!」というときに正常に動作しないですからね。部品の摩耗具合や作動音に注意し、検査項目にチェックを付けることで安全にも配慮しています。

──携わった仕事の中で、印象的だった事を教えてください。

S.F 特に印象に残っているのは、JR東日本有楽町駅京橋口の物件ですね。自分の携わった製品が街の風景に溶け込み、空間を彩っていることに感動しました。同時に、実際の仕上がりを見て「ここをもっと工夫すればよかった!」「あそこはもっと上手くできた!」などの後悔も込み上げてきたのはココだけの話で。(笑)

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機械の調整を行うS.F。

成長は小さな仕事の積み重ね。未経験でも幅広く活躍できる職場です。

──ここからは製造に注目してお伺いできればと思います。製品の製造で特に気を付けていることは?

S.F 弊社の製品は”研磨をしたモノ”を製品としているので、”傷”か”傷でないか”の線引きには特に注力しています。傷の例で言うと、縦一方向(目方向)に施されたHL(ヘアライン)模様の中に目方向とは違う”一本の深い斜線”が入っていたら傷判定ですね。この”傷”一つでブランド価値に影響を及ぼしますので…。また中には自分では判断が付らけれない事もあります(笑)。その時はゼネラルマネージャーに指導して頂き、自分の知見を広げています。

──製造する機械を触る上で気を付けていることは?

S.F 先ほど話した”整備(メンテナンス)業務”も非常に大切なのですが、集中力を欠かさないことですね。睡眠不足や体調不良、意識が別の方向に行ってしまうと大事故になりかねないので、最善の注意を払っています。また安全の為、決められたルールは必ず守っています。例えば、特定の機械を扱うときは素手で行うとか。軍手の巻き込み事故は怖いですからね(笑)。

──仕事をする上で、難しいことは?

S.F 難しいのは図面を見ることですかね。書くことは出来ませんが、見るのは回数重ねることで次第に解読できるようになります。解読と同時に、図面から製造するにあたっての”注意点”が取り掛かる前から判断できるようになりました。難しいが故に得られることも大きいですね。
 あとは、”加工傷(製造上どうしても付いてしまう傷)の手直し研磨”をするのが難しいです。手直し箇所よって機械や技術、作業時間が大きく異なるので、本当に四苦八苦しますね。その分、綺麗に手直しできた時は嬉しさもあります。

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シャーリング機械を扱うS.F。

掲げる今後の目標。製品1つ1つのクオリティを上げ、ブランド価値を高めていきたい!

──今後の目標は?

S.F 今後の目標は、製品1つ1つのクオリティを上げることです。自分なりに満足しても製品小口のアルマイトが上がった時に「下処理の甘さ」が見えるときがあります。このような、小さな気配りが製品の良し悪しを決めると思っているので、維持できるかは通年の目標ですね。

──最後に、入社希望の方にコメントを下さい。

S.F 当社は業界の方々も見たことがないようなデザイン性の高い意匠建材を扱っているので、やりがいを感じることが出来ます。
 また、仕事自体は黙々と作業する方ですが、集中力に加え”コミュニケーション能力”も必要と感じます。報連相する為だけではなく、今以上に和気あいあいとした職場になればと思います。人懐っこい方や、エネルギーあふれる方は、ぜひ入社してほしいです!。

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今後の目標について語るS.F。

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